横川駅は群馬県内の信越本線(信越線)では終点になります。ここから先の軽井沢駅まではバス、軽井沢駅から篠ノ井駅まではしなの鉄道と、乗り継いで篠ノ井駅からまた信越本線になります。
長野新幹線(北陸新幹線)開通により廃止になった、横川駅から軽井沢駅間には急勾配の碓氷峠があり、最大で66.7‰(パーミル)でした。66.7‰とは1,000m進むと標高が66.7m上がる(下がる)ことで、通常の客車は長さが20mあるので、車両の前後で1.3m以上高さが違うことになります。
そのため、普通、特急にかかわらず全列車、碓氷峠専用の機関車EF63を連結して峠越えをしていて、このEF63を連結する時間を利用して売っていたのが、有名な峠の釜飯です。
西松井田駅−横川駅
群馬県安中市松井田町横川
1885年(明治18年)10月15日
駅舎は木造の赤い瓦の建物で、駅舎の中には券売機と自動改札があります。
ホームに峠の釜飯の売店があります。また、週末は駅舎をでてすぐのところで峠の釜飯を売っています。(900円、500mlのペットボトル100円)
トイレは改札の中の跨線橋の脇と、駅舎を出て右手にあります。
横川駅は北口のみです。
駅の前が広くなっていますが、ここは送迎用のスペースではなく、送迎用のスペースは駅の西にあります。
駅の南は駐車場になっています。また、駅の西の以前の機関車区の跡地には碓氷峠鉄道文化むらがあります。
また、駅前を北に進みT字路を左に曲がって少し歩くと碓氷関所跡があります。
ここから先の信越本線の跡は碓氷峠鉄道文化むらから出ている。トロッコ列車「シェルパ君」で行くことができます。また、ハイキングコースになっていて1時間ほど歩くと(約5km)で有名なレンガ造りのめがね橋まで行くことができます。
また、小説・映画「人間の証明」の舞台となった霧積温泉にはここからタクシーになります。(「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね…」の麦藁帽子はこの当たりの谷に落ちているはずです。)
![]() 券売機 |
![]() 改札 |
![]() ホーム |
![]() ホームのトイレ |
![]() 跨線橋から東の眺め |
![]() 跨線橋から西の眺め(線路が切れています) |
![]() ホームから見た駅舎 |
![]() ホームから見た駅全景 |
![]() 駅舎と反対側のホーム |
![]() 行き先表示(写真はめがね橋) |
![]() ホームにあるアプト式線路の模型 |
![]() ホームにある観光案内 |
![]() 軽井沢駅行きのバス停 |
![]() 軽井沢駅行きのバス |
![]() 峠の釜飯(900円) |
![]() 峠の釜飯(益子焼の容器は持って帰れます) |
![]() 碓氷峠鉄道文化むら入り口 |
![]() 碓氷峠鉄道文化むら展示車両(手前がEF63) |
![]() 碓氷峠の関所跡 |
![]() 釜飯のおぎのや |
![]() 日帰り温泉『峠の湯』 |
![]() 旧信越線のめがね橋 |